お客様に最高の味とサービスをご提供するためには、従業員を大切にする事が好循環の始まりだと考えています。
従業員が満足し、喜びを感じながら業務を行い、かつ大切にされていると感じることができれば自然とお客様を大切にするのではないでしょうか。
社員を心より褒め、心より認める。そして日々の仕事に、心より感謝することを大切に考えています。
また、お金や物ではなく従業員一人一人の能力をじっくり把握した上で、適材適所を実現しています。
個々人の私生活における諸事情をある程度踏まえ、意志を尊重し、家族のように考えています。
例えば「お金持ちになりたいから医者になる」という人と「人助けしたいから医者になる」 という2人がいたとします。2人とも医者になれたとしても、前者は【欲】であり後者は【愛】です。どちらが美しいでしょうか。
世の中の出来事は、すべて【欲】からでも【愛】からでも成し遂げることは可能だと思います。
この世の歴史建造物や芸術品で例えると、【欲】で作られたものは破壊され【愛】で作られたものだけが残っていると言えるのではないでしょうか。
一蘭の社歌には、「一人ひとりが高い人間性を備え、世のため人のために活躍できる会社でありたい」との想いが込められております。作曲、作詞、撮影はすべて従業員が担当し、要した時間は約3年。何度も思考錯誤を繰り返し、やっとの想いで完成いたしました。
お客様に最高の味とサービスをご提供するためには、まず従業員の心が幸せに満ち溢れ、日々喜びや楽しみを感じることが大切です。「人のために」と自発的に周囲を思いやれる心のゆとりがあってこそ、お客様へ誠実で心を込めたおもてなしができるのです。会社の成長に、思いやりの心は不可欠です。日本にいても、海外にいても、「世界中にとんこつラーメンの美味しさを伝えたい」という想いは同じ。離れていても互いに手を取りあい、同じ志で高め合っている社風を歌詞や映像で表現いたしました。
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